大空を翔びたい。鳥のように。自由に。                 メニュー
大空に魅せられたおじさんの
夢追いドキュメント。

 おじさんが通ったパラグライダースクール「スカイラブ」
Love1
Aコース  Bコース  NPコース  Pコース  卒業


1日目 体験コース

 以前から機会があればやってみたいと思っていたパラグライダー。 最近になって比較的近い所にスクールがある事を知って始める事にした。 朝9時にスクールに到着、とりあえず体験コースに申し込んだ。
 簡単な手続きをしてからビデオ講習。ビデオでは練習の進め方が紹介されていた。 ビデオの教習生は何回かの失敗の後フライトに成功。距離も高さも大した事はないが、 意外に簡単に飛べるみたいだ。
 ビデオを見た後、練習グランドに行って練習する事になった。 さあ、いよいよだ。鳥になるぞ。

 機材を借りて基本的な名称や取り扱い方を教わる。 キャノピー、ハーネス、ライザー、ブレークコード、 用語を覚えるとそれだけで一歩近づいた感じがする。 フルグライド、ニュートラル、ハーフブレーク、フルブレーク、と操作の名称まで覚えると、 もうすぐに飛べるかの様に感じてしまう。
 パラグライダーは柔軟翼だから、 飛ぶためにはキャノピーの中に空気を送り込んで翼形を作らなければならない、 これがライズアップだ。などと飛行の原理の説明を受けると、もうプロになった気になる。
 しかし、言葉では簡単そうだが実際にやると結構難しい。傾いたり、つぶれたり。 それでも何回か練習するうちにキャノピーが頭上に上がるようになった。 時には体が持ち上げられる感覚を得られるようになった。ムフッ、もうすぐだぞ。
 若い女の子が斜面から飛んでいるのを横目でにらみながら、ひたすら汗を流した。 「レディ、セット、ゴー」と、慣れない掛け声をかけてはひたすら走った。 こんなに汗を流したのは何年ぶりだろうか。

 2時を過ぎた頃、インストラクターから「斜面に上がって」と声がかかった。いよいよだ。 いよいよ鳥になるんだ。
 斜面に上がって練習グランドを見渡す。そう高くは感じない。 風は正面から安定して吹いている。「まっすぐあの旗に向かって飛んで」という インストラクターの声に従って、「レディ、セット、ゴー」。
 浮いた。おー、飛んでる。まっすぐグランドの向こう端の旗に向かって飛ぶんだ、 と自分に声をかけながら、飛んでいる自分を感じていた。
 ちょっと左にコースが寄ってるなと思った時、インストラクターから「右引いて」と声がかかる。 右のブレークコードを少し引いて修正。それでもまた声がかかる。「右引いて」。 旗までまっすぐ向いているのに。「右引いて、右引きなさい」。
 旗まで来たら次どうするんだろう。このままじゃ林に突っ込んじゃう。 「右引きなさい。みぎー」。 あっ、右引いてって言っていたのはコースの修正じゃない。 右に曲がれってことなんだ。あわてて右旋回。機体は180度旋回しながら急降下。 道路との境界ぎりぎりに着陸。
 ふう。これが私の最初のフライトだった。

2日目 A級コース

 体験コース終了後、A級コースの第1日目に振り替えたので、今日はA級コースの第2日目。
 朝からライズアップの練習。
 キャノピーをセット、周囲警戒、「レディ、セット、ゴー」、汗、汗、汗、汗・・・
 おじさんには結構きつい練習だ。でも、飛んだ時の爽快さには代え難い。 たとえ小さな斜面からでさえ、飛んだ時の感覚は忘れ難い。
 昼過ぎからは斜面からのフライト練習。風が悪いせいか、第1日目ほどの距離は飛べない。 インストラクターの話では、これが普通とのこと。 たまに、下まで斜面を駆け下りてしまいながらも、5回くらいは飛んだ。
 一度フライトをすると早くも高々度フライトに気持ちが行ってしまう。 高々度フライトをしてランディングしてくるフライヤーの姿に 羨望のまなざしを送りながら第2日目を終了した。

3日目 A級コース最終日

 今日はA級コース最終日。
 まずはライズアップ練習。
 キャノピーが頭上に上がってから、走る方向を修正したり、 ブレークコードをコントロールして、キャノピーを安定させるコツもつかんできた。
 数回ライズアップ練習をした後、午前中からフライト練習に入った。 フライトは楽しいけれど、キャノピーを担いで斜面に登るのはつらい。
 午後からは、今まで練習していたA斜面よりも高いB斜面からのフライト練習になった。 B斜面は高さも結構あるし、それだけフライト時間も長くなる。 それに、B斜面にはインストラクターがいないので、自分で風を読まなくてはいけない。 だんだん自分で飛んでるって実感が強くなってくる。
 練習の後、筆記試験。A級コース終了。
 フライヤー登録、A級証申請の手続きをした。 いよいよパラフライヤーの仲間入りだ。

4日目 B級コース

 高々度フライトをするには自分の機体を用意しなければならない。
 カタログを見るといろんな機体がある。どれがいいのか迷ってしまう。 あれやこれや選んでからインストラクターに相談すると、 「この中から好きなのを選んで」という。よく見ると選べるのは色だけでした。 始めての人には安全性の高い初級機「エナ」しか薦めないという事でした。
 まっ、いいか。おじさんは安全第一。
 注文した機体が来るまでは教習機でB斜面からのフライト練習が続く。 キャノピーを抱えてB斜面に登るのは結構つらい。 これから夏になると、益々つらくなる。 でも、高々度フライトを夢見てがんばらなきゃ。

5日目

 始めて5日目ともなると、つらいB斜面に登る教習生の間に仲間意識がでてくる。 年齢、住所、職業の違った人たちが、空を飛びたいという共通の夢を持って集まっている。
 年齢は20才から60才ぐらいと幅が広い。おじさんはちょうど真ん中くらいだ。
 住所はスクールのある埼玉県と、隣接する東京都が半々。車で3時間位かかる人もいる。 おじさんは1時間もかからないので近い方だ。
 職業はサラリーマン、ラーメン屋さん、主婦、先生、電車の運転手と様々。

 フライトしては、キャノピーを絞って背中に担いで斜面を登る。 息を切らして斜面に上がるとぐったり。一休みして、またフライト。これを1日中繰り返した。
 1日中繰り返しても斜面に登るのは8回位なのに、くたくたになってしまう。 おじさんには本当につらい練習だ。それでも、空を飛びたい。

6日目 自機による初フライト

 昨日、機体が入荷したと連絡が入った。
 早めにスクールに行き、機体を受け取った。新品のキャノピーはパリパリしていて、 いかにも新しい。ハーネスも、教習用の紐みたいなものとは全然違う。
 ハーネスを着けてみる。重い。教習用の紐みたいなハーネスに比べてぐっと重みを感じる。 こんなのを着けて走れるだろうか。まあ、みんなやってるんだから何とかなるだろう。
 練習グラウンドに出て、キャノピーを広げ、ライズアップ。 なんだ、なんだ!! 教習機と感覚が違うぞ。 ブレークコードが効かない。ふわふわして頼りない。
 午後になってインストラクターにブレークコードの長さを調整してもらった。 出荷時にはオーバーコントロールにならないよう長めになっているとの事。 ライズアップしてみると、それでもまだ長い感じがする。
 そして、自分の機体で始めてフライトした。わっ!、浮く、浮く。教習機よりも浮きが良い。 さあ、高々度フライトに向けて練習だ。
 とは思ってみたものの、真夏になり、斜面に登るつらさは極致に達した。2リットルの水が 汗に変わり、B斜面に染み込んで行った。

7日目

 高々度フライトを夢見ながら今日もまたB斜面だ。
 B斜面からのフライトでも数十メートルは飛ぶ。風を見て、テイクオフを決断する。 これも大切な練習だ。フライトは総て自分の責任で行なう。 安全に楽しくフライトするには、正しい判断が欠かせない。
 B斜面に流した汗に比例してフライトも上手くなってきた。と思う。 ライズアップ後、キャノピーを目で確認できるようになったし、 テイクオフ時に多少の横風を受けても立て直せるようになった。
 そして、始めは違和感を感じていた自分の機体が、 かえって使いやすいと感じるようになってきた。

8日目

 自分の機体にも慣れてきた。何度もB斜面からフライトする内に、 急に上昇したり、急に下降したり、横風を受けたり、フォローになったり、色々な経験をした。 そして、こうした突発的な事にも慌てないようになった。
 この機体はもう「俺の翼だ」

 大切なフライト練習も、こう暑いと愚痴がでる。
 キャノピーを担いでB斜面に登るのはかなりつらい。 登りきったとたんにばたんきゅー。しばらくは口もきけない。 互いに助け合い、慰めあって、B斜面の仲間達に いつしか、「チームB斜面」という名称がついた。

 帰りのミーティングの後インストラクターが 「高々度フライトが見えて来ましたね、そろそろ無線機とレスキューセットを用意してください」  よし! 高々度フライトも、もうすぐだ

9日目 無線機、レスキューセット準備

 高々度フライトをするためには、無線機とレスキューセットが必要になる。 無線機は誘導を受ける為に、 レスキューセットはツリーランディングした時、木から降りる為に使う。
 いざ高々度フライトという時に戸惑わないよう、無線機も、レスキューセットも 着けてフライト練習する。見た目より結構重い。 レスキューセットはガチャガチャしていて邪魔な感じ。 B斜面に登るのが益々つらくなる。
 でも、直ぐに高々度フライトだ。先輩達の情報では初高々度は夕方らしい。
 淡い期待はもろくもくずれ、B斜面だけで1日の練習が終わってしまった。 帰りのミーティングでチームB斜面の何人かが準備するように言われた。

10日目

 インストラクターの「風が良さそうだから今日の夕方は高々度フライトできるかな」 という言葉で、がぜん張り切る。
 B斜面に登る足取りも軽く感じる。
 無線を聞きながら、既に高々度フライトをしている人の様子を伺う。 今まで羨望の対象でしかなかった高々度フライトをしている人が、 急に身近な存在に感じてくる。
 まだか、まだかと待っているうちに夕方になってしまった。そして、 教習終了の合図、そして一言「残念でしたね」

11日目

 今日こそ、高々度フライトだ。
 B斜面に流した汗は既に10リットルを超えた。 フライト練習も既に50回を超えた。 それなのに、この風じゃ今日もお預けだな。
 案の定、高々度フライトできずに一日が過ぎてしまった。
 休暇中には何とか飛べるだろう。
12日目 高々度初フライト

 パラグライダーを始めてから天気予報がやけに気になる。 今日は曇って穏やかな一日になりそうだ。期待大だ。
 ところが、天気予報は当てにならないものの代表。お昼頃 かーっと晴れて、今日もだめかな。 半分あきらめかけていた時、「機体を畳んで上がる用意してください」
 おーー、きたー。 くるべき時が。 テイクオフグランドは崖の上だ。 高度差200メートル。距離500メートル。

 さすがにテイクオフグランドからの眺めはすごい。いつも見ている眺めなのに、 ここから飛ぶと思うと緊張する。 キャノピーを広げた所の数メートル先は地面が見えない。
 テイクオフディレクターの「どうぞ」という声で「レディ、セット、ゴー」、飛んだ。 斜面からのフライトではあまり感じなかった風を切る音が、サーと聞こえてくる。 左右を見る。そして下を見る。森の木々の梢の先端が下からこちらに向かって伸びている。 まさしく鳥だ。
 無線の声が「左90度旋回します」と言った。ゆっくりと左のブレークコードを引いた。 「もっと左を引いて」の声に、さらに引くと、機体が左にバンクしているのを感じた。 その後誘導に従って、右180度旋回、左90度旋回、左180度旋回、 右90度旋回をしてグランド中央にランディングした。インストラクターと握手。
 自由に大空を舞うあの鳥達にだって、始めて飛んだ日があるんだ。 そして、同じような感動をしたに違いない。
 次の目標は誘導を離れる事。高度感覚を身につけ、 安全にランディングアプローチがとれるようになれば誘導がなくなる。 ひとりで飛べるようになろう。
 1/1(本日1本通算1本の意味)

13日目

 今日も高々度フライトできるだろうか。そう思いながら、B斜面に登る。
 高々度フライトしたからといってB斜面での練習が無くなるわけではない。 暫くは、高々度フライトができる時以外、B斜面での練習が続く。 そして、今日のようにB斜面だけで練習が終わってしまう日もある。 すべては風しだい。
 0/1

14日目

 午前中、B斜面で練習をしていたが、午後になり高々度フライト。今日は2本目だ。
 初高々度から2日しか経っていないので、イメージがありありとよみがえってくる。 「レディ、セット、ゴー」。そして、直後に異変が起こった。
 無線機が「ガーガー」鳴り出したのだ。無線機の故障か。 自力で飛ぶしかないと意を決し、左に流れた機体を右に向けた。 ランディング上空で「無線が聞こえません」と叫んだが、 下からの声は「ガーガー」音にかき消されて何も聞こえない。 何か言っているようには見えるけど解らない。
 初高々度フライトの時の飛行コースをトレースするように旋回を繰り返して、 無事ランディングした。
 インストラクターに「貴方なら落ち着いているから大丈夫だと思っていました」とか 言われたが、トラメガを使って誘導してほしかった。
 初高々度フライトの前に「無線機の電池を確認してください。 電池が無くて怖いのは皆さんですからね」と言われていたのに、結局電池切れだった。 しかし怖くは無かった。むしろ無誘導を体験し、収穫だった。
 その後、電池を取り替えて3本目を飛んだ。3本目はテイクオフの直後に 「無線が聞こえたら足を開いて」と声がした。
 2/3


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15日目

 風の悪い日は、高々度フライトはできない。B斜面からのフライト練習になる。 高々度フライトの味を知るとB斜面に登るのは一段とつらくなる。
 0/3

16日目

 風の強い日は、高々度フライトはもちろんB斜面からのフライト練習もできない。 そんな日は、クロスハンドライズアップの練習をする。
 0/3

17日目

 未だ朝はB斜面からのフライト練習だ。
 夕方になってやっと4本目の高々度フライトができた。
 徐々に誘導を待たずに自分で判断してコントロールするようにする。 いつまでも誘導を待っていると自分で判断できないと思われる。 誘導を待たずに自分で判断すると勝手に操作してると思われる。 その兼ね合いが難しい。
 山の斜面と平行にコースをとる時、山に寄らないようにアドバイスを受けた。 谷風が吹いている時、斜面と平行に体を向けると山に寄る。 風速に応じて体を谷側に向ける必要がある。
 1/4

18日目

 今日は昼前から高々度フライトを開始した。
 飛行コースについてはほとんど誘導がなくなった。 アプローチも最後の旋回の時期だけ誘導されたが、 自分の判断とほとんど同時なので、順調に高度感覚を身につけてきていると思う。
 4/8

19日目 無誘導になった

 今日も昼前から高々度フライトを始めた。  9本目。いつものコースでフライトし、アプローチに入った時、 前方やや高めに他機発見、ランディングが同時になるかもしれない。 左180度旋回してランディンググランドの西側に出て、 右90度旋回してランディンググランドに向けると、 右前方から正面に向かってさっきの機体がランディングしてくる。 急いで左45度旋回。低木、小屋の上空を通って、すぐ右90度旋回して無事ランディング。 この間、誘導は一度もなかった。
 10本目。フライトに余裕が出てきた。特別な事が無ければ誘導無くても大丈夫だ。
 11本目。アプローチに入って機体をランディンググランドの西側に向けたら、 前方やや高めに左旋回している機体を発見。また、同時進入になるかもしれない。 そう思っていると案の上、右180度旋回してランディンググランドの西側に入ってきた。 急いで右90度旋回して、2機平行してランディングした。今回も誘導はなかった。
 ミーティング後インストラクターに「一度も誘導がありませんでしたね」と言われたが、 見ていたのだろうか。いつもなら、同時進入の場合には上級者にさえ無線を入れているのに。
 ひやっとするランディングを2回もやってしまったが、 まあ、無誘導が公認されたのだから良しとするか。
 3/11

20日目

 天気が気になる。
 晴れた日はサーマルが出て上昇気流が強くなるので初心者は飛べない。 初心者は曇りがちでいまいちピンとこないぼんやりした日がベスト。 上級者が「ぶっ飛び」といって嫌う状況だ。 自宅付近がしとしと雨だったりすると、スクール付近ではベストの日になったりする。 天気の話をすると性格がひねくれていると思われそうだ。
 今日はちょっと天気が良すぎて1本しかフライトできなかった。
 1/12

21日目

 まだまだB斜面は卒業できない。午前中はB斜面での練習が多い。 B斜面からのフライトはもう100本位になった。
 昼過ぎから高々度フライト。フライトに余裕が出てきてランディングする時、 周囲に気を配る事ができるようになった。
 3/15

22日目

 チームB斜面のほとんどが高々度フライトを経験し、B斜面に集合する事も無くなってきたが、 チームB斜面は健在。相変わらずいっしょに空模様を眺めている。
 ランディンググランドの風向きに依って西側からでも、 東側からでもアプローチできるようになった。
 そろそろB斜面も卒業かな。
 2/17

23日目

 エリアに着くと校長に「飛んで良いよ」と言われて朝から高高度フライト。 誰もいないランディンググランドに降りるのは少し緊張した。
 いつもは車を下ろして空身でテイクオフまで登るのだが、今日は担ぎ上げだ。いい運動になった。
 今日のテイクオフグランドはフォローぎみの風で、無風になった瞬間に走ってテイクオフするような状況だったけれど、 今までで最大の6本飛んだ。
 6/23

24日目

 朝からB斜面に行かず、高々度フライトのB級コースオープンを待った。
 午後3時近くになってやっとB級コースでフリーフライトできる人までがオープンになった。 今日は2本飛んでおしまい。
 2/25

25日目

 昼過ぎからB級コースオープン。
 通算28本のフライトを行い、 教習カードの検印も、周囲警戒、90度旋回、180度旋回、指定地内ランディングなど、 飛んでいるだけでできる科目は終了し、ピッチングとローリングを残すだけになった。
 3/28

26日目 B級コースの科目を開始

 軽いピッチングの1回目はタイミングが上手く合わなかったが2回目にはぴったり合った。
 今日1日でピッチングを終了した。後はローリングだけでB級コース終了だ。
 6/34

27日目

 今日は風が強めで科目は禁止になってしまったが、6本飛べたので満足する。
 ハーネスへの着座、体重移動による旋回、高度処理の練習や、 クロスハンドライズアップによるテイクオフを行なった。
 6/40

28日目

 今日こそローリングを終了してB級検定を受けようと思っていたが、 B級オープンが3時過ぎになり、2本しか飛べなかった。 各科目は3回成功しないと終了しないので、当然ローリングを終了できなかった。
 2/42

29日目 B級技能検定合格

 1本目のフライトで3回目のローリングを成功させた。
 2本目のフライトでB級検定を受けて合格した。
 3本目のフライトはラインが絡んでいたので、緩い旋回でランディングした。 検定の後で良かった。
 4本目はB級コース最後のフライトになった。
 4/46

30日目 NP級コース初日

 B級コースで誘導を離れてから1日平均4本位飛んでいたので、 NP級コースの初日に全く飛べなかったのは残念だった。
 すごく強い風で、クロスハンドライズアップの練習もままならなかった。
 0/46

31日目

 せっかくNP級コースに入ったのに、2日も続いて飛べないのはショックだ。
 0/46

32日目

 今日は朝からガス模様だったが穏やかで「ぶっ飛び」の1日だった。
 特に科目をやるわけでもなく、ただただ飛んだ。
 回数を増やし、様々な状況でのフライトを経験し、 長時間のソアリングができるようになりたい。 そう思いながら8本飛んだ。
 風が弱かったが、クロスハンドライズアップも4回成功。
 8/54

33日目

 テイクオフグランドはやや東寄りの風だったけれど、穏やかな1日で7本飛んだ。
 教習日和で、180度連続旋回の練習をした。
 7/61

34日目

 この所、天候に恵まれ3日で20本も飛べた。
 今日は8字蛇行の練習をした。 山の斜面を登ってくる風を利用してリッジソアリングが出来ると良いな。
 5/66

35日目

 先週まで良かったのに、一転して全くだめ。
 グランドスラロームの練習も難しい。レスキューパラシュートをつける前に グランドスラロームを終わっておきたいけれど、難しいかもしれない。
 0/66

36日目

 連続しての悪天候は辛い。  グランドスラロームをやっても風と格闘するだけ。
 0/66

37日目 レスキューパラシュート装着

 NP級コース後半の科目を練習するには、レスキューパラシュートの装着が必要だ。 ハーネスにレスキューパラシュートを装着すると、また一段と重くなる。
 もうすぐ前半の科目も終わる。
 4/70

38日目

 11月に入り教習日和が続いている。
 6本飛んで前半の科目がグランドハンドリングを除いて終了した。
 6/76

39日目

 今日も6本飛んだ。何も科目をやらず、フライトを楽しんだ。
 6/82

40日目 NPコース後半の科目を開始

 後半の科目開始。ピッチングと、360度旋回を練習した。
 ピッチングはタイミングもピッタリ合ってばっちり。
 360度旋回は山側に向かって飛ぶ最初の経験という事になる。 高度が急激に下がり、斜面が目前に迫ってくる。フライト中に始めて恐怖を感じた。
 2回目は、もっと山の高度の低い所まで来てから旋回を始めたが、 上昇風が無く機体が下がった為か、さっき以上の恐怖を感じた。 足元から木の梢まで2m足らずしかない。
 さすがレスキューパラシュート装着を必要とする科目だ。などと妙な感心をしたりした。 先輩の多くがツリーの1回や2回は経験しているという事だけど、十分に気を付ける事にしよう。
 6/88


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41日目 山沈、落下、骨折

 今日も天気は教習日和。
 1本目は、今日の自分の体の調子を見るため、そして風の具合を感じるために、 科目はやらずにフリーフライトをする。
 そして2本目、360度旋回をやった。 前よりもさらに山の高度の低い所まで飛んでから旋回を始めたつもりだった。 しかし、前の時と、木の梢までの高度差はほとんど同じだった。 そして旋回を終了する間際に進路の左右に一際高い2本の木を発見した。 右にも、左にも避けられない。間を抜けるしかない。
 しかし、右側の木にラインが引っ掛かり、キャノピーの右側が木の梢に覆いかぶさった。 そして右側のライザーで木にぶら下がる形になった。 やっちゃった。ツリーは絶対にやらないように注意しようと思っていたのに。 と思った瞬間、ボキッという音がして木が折れた。そして、10メートルを超える落下をした。

 落下している間、空が遠のいていくのを見ていた。 落ちた時の衝撃はどの位だろうかと考えた。恐怖は無かった。 そして直後に衝撃がやってきた。斜面の下方に背を向け、後ろ回りに2回転して止まった。
 背中を強く打撲していて、直ぐには起き上がれない。そのままの姿勢で大きな出血の有無、 両目両耳の機能、各関節の骨と動作に麻痺が無い事、ヘルメットに大きな傷の無い事を確認した。 そして、地面に着いている事、大きな外傷は無い事、当面助けはいらない事を無線で伝えた。
 少し休んだ後、ゆっくりと起き上がり、ハーネスをはずし、 顔面を打撲して鼻血が出ている事、 背中を打撲し前かがみの姿勢にできない事を確認した。次に周囲の状況を確認した。 キャノピーは地面に落ちている。キャノピーの上に折れた梢がラインを絡むようにして乗っている。 30メートル位登った所に林道のガードレールが見える。

 背中の痛みを堪えながら、キャノピーを回収して林道に運び、畳んで収納し、 ランディンググランドに降りるまでに2時間以上かかった。 グランドでは背中より顔の変形を心配されたが、平気な顔をして、家まで車を運転して帰った。
 翌日病院に行き、第1腰椎圧迫骨折で即入院となった。
ギブス6週間、コルセット6週間、リハビリ4週間、しめて4ヶ月。
その間もイメージトレーニングを続けてフライト感覚を失わないようにしている。
 2/90

42日目 それから4ケ月

 復帰初日、まだ少し腰に不安を感じながらランディンググランドでライズアップ練習。
 久しぶりのライズアップだったけど、イメージトレーニングを続けていたせいか、 それほど違和感無くライズアップできた。まずは一安心。
 午後からB斜面からのフライト練習を2本、5ヶ月ぶりのフライトは、B斜面からの練習 フライトでも心地よかった。  夕方になりB級コースもオープンになってからテイクオフグランドに上がった。 復帰初日、高々度は1本だけ飛んでおこう。アプローチに注意しながら 静かにフライトした。顔に風を感じているうちに、フライト感覚がよみがえってきた。 ああ、やっぱり空は気持ちいい。
 1/91

43日目

 復帰2日目、今日も少し控えめにフライトをする。僅かな感覚もよみがえらせ、 元通りになるまでは無理をしないで飛ぼう。今日は2本。
 後遺症として軽い腰痛が残ってしまったが、キャノピーを畳む時以外はそれほどつらくはない。
 2/93

44日目

 復帰3日目、1日1本づつ増やしながら少しずつ慣らしてきて今日は3本飛んだ。 そろそろ復帰エージングは完了かな。腰にも自信がでてきた事だし次回からは本格的に 練習を始めよう。
 3/96

45日目

 今日から本格的に練習するぞ、と意気込んでスクールに来たけれど、風が強くて飛べない。 グランドスラロームの練習は未だ腰に辛い。
 0/96

46日目 100本を越えた

 100本超えるまでは科目練習は控え、安全なテイクオフと、確実なアプローチに徹しよう。 本数を稼げる時は感覚を体に覚え込ませるのにも良い時だ。
 結構な雨の降る中5本も飛んだ。キャノピーぐしょぐしょ。
 5/101

47日目

 まずはキャノピーを乾かす。雨にぬれたキャノピーはへなへなと布地に腰が無い。
 100本も超えた事だし、そろそろ科目を始めようと思ったけれど、風が悪くて1本しか フライトできなかった。科目の練習は次の機会に延期。
 1/102

48日目

 昨日に引き続き風が良くない。
 夏になる前にグランドスラロームを終えておきたい。腰には未だ少し辛いけれど頑張ろう。 風が短い周期で息をしており、スラロームには難しい風だったけれど、 努力を認めてもらって判1つ。あんなに走って判1つ。
 0/102

49日目

 復帰初めての科目は、あの忌まわしい360度旋回。これを制しなければ先は無い。
 高度が十分ある事を確認して左旋回開始、90度旋回した所で再度高度確認。 120度旋回した所で再々度高度確認、360度旋回決行を決意。 たかが360度旋回、しかも1ターンだけなのに、慎重過ぎる程慎重に行った。 前の落下地点を確認しながら、落下時の高度と比較しながら旋回した。
 ランディングからのリフトが結構あったので、360度左右連続も難なくできた。
 リフトが無くなり風が安定してからはピッチングを1回。 久しぶりに充実した練習ができた1日だった。
 6/108

50日目

 充実した日の次はフライトできない日になる。まあ、世の中こんなものですか。
 ばらばらな方向を向いてクロスの練習をしている間をスラロームで走った。 ばらばらな方向を向いている事が風の状態を良く物語っているが、その中を走った。 努力賞で判1つ。
 0/108

51日目

 前回に引き続き風が悪い。テイクオフグランドは北風、ランディンググランドも北〜北東の風。 これではグランドスラロームをやろうにも、斜面を駆け登らなければならない。 無風になった瞬間を捉えてレディセットゴー!!。数回のトライの後、B斜面の下から A斜面に向かってスタート。中央の側溝を超えてから斜面を駆け上がって力尽きた。 これがグランドスラロームを終えた瞬間だった。
 3/111


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52日目

 グランドスラロームも終わったし、いよいよフライトの科目に本腰を入れて取り組むぞ。
 5/116

53日目

 ストールポイントの確認と回復、タックしないように回復するコツをつかむ。
 3/119

54日目

 朝からぶっ飛び状態。教習日和でもある。昼食抜きで夕方までに13本飛んだ。 スクールでの新記録だそうだ。13本ぶっ飛んだなんて自慢にならないけれど科目は進んだ。
 午前中に5本目を飛ぶと、回りの人達が「昼食はいつでも摂れる」と言って、よってたかって セットアップを手伝ってくれる。すっかり乗せられてしまった。
 両翼端折りと回復、折るのにはかなり力が必要、ラインを手繰るコツをつかむ。
 リアライザーでの緩旋回。それほど違和感無く旋回できた。
 13/132

55日目

 360度左右連続旋回にチャレンジするが1回しか回せない。
 2/134

56日目

 全然飛べない日もある。
 0/134

57日目

 360度左右連続旋回にチャレンジするが1回しか回せない。
 左右連続がなかなか出来ないので、嫌気がさして、科目のコールをしないで フライトしたら、リフトが出てきて左右連続成功。無念、見ていてもらえなかった。
 次はコールしたが、高度が無く1回で断念。うーーー。
 6/140

58日目

 梅雨時は飛べない日が多い。
 0/140

59日目

 360度左右連続旋回のチャンスを虎視耽々と待つがチャンスはなかなかやってこない。
 もう連続旋回系の科目とソアリングしか残っていない。
 7/147

60日目

 台風の後はやっぱりだめ。
 0/147

61日目 150本も飛んだ

 無駄に教習費を払う事が度重なると人は学習してオープンするまで受付けをしなくなる。
 受付けした人、していない人、たまにはみんなで河原で昼食も良い。
 3/150
LunchTime

62日目

 狙うは連続旋回。クローズ20分前、ランディング直後から弱いアーベント。
 運に見放された。ぐすん。
 1/151

63日目

 8字蛇行でしばらくソアリング。久しぶりの科目成功の印は貴重だ。
 2/153

特別日

 今日はホームステイしているトリシアの体験コース専属カメラマン。
 事前にテクニカルタームと教習ステップの説明をしていたので、割にスムーズに教習が進んだ。 最初のフライトは見事成功。4回チャレンジして3回成功。何よりも怪我が無くて大成功。
 パラグライダーをやりたいと言ってきた時には、怪我の事が頭をよぎりどうしようかと思ったが、 わざわざ運動靴まで買ってきたと聞いては、体験コース参加に同意するしか無いでしょう。

64日目

 360度旋回左右連続。久しぶりに1回成功。
 6/159

65日目

 今日もまた、ぶっ飛んで6本。
 6/165

66日目

 やっと3回目の360度旋回左右連続。
 同時にソアリングも頂き。
 7/172

67日目

 またまた、ぶっ飛んで4本。
 4/176

68日目

 浮きがあったので総合科目にチャレンジ。 クロスハンドテイクオフ、ピッチング、左右360度旋回、指定地内着地。
 上手くいったと思ったのに、ピッチングの前へのかぶりが少ないと指導された。 リフトが強いときは前にかぶってこない。
 3/179

69日目

 本日ぶっ飛び1本のみ。
 1/180

70日目

 総合科目、5回チャレンジして左右360度が回せたのは1回のみ。
 6/186

71日目

 前回に引続き、総合科目に5回チャレンジして1回のみ成功。
 2回目の旋回を無理すると高度が不十分になる。あぶないあぶない。
 6/192

72日目

 台風の余波で強風。教習生はオープンにならなかった。
 パイロットでも飛んだのは3人だけ。結構こわい場面もあった。
 0/192

73日目

 悪天候が続き、教習できない日が10日も続いたとの事。
 湿った空気の中、6本ぶっ飛んだ。ぶっ飛びで出来る科目が無いので、 イメージしたグライドパスに沿って着地する練習を行った。 こんな安定した日なら指定地±2m程度には下りられそうだ。
 6/198

74日目 200本を越えた

 スクールに来て掲示板を見たら、NP証とP証の学科試験の案内があった。 定員各々10名、えっ!たったの10名? これはのんびりしてられない。 急いで自宅に戻って申込金を持って来て、無事申し込みを済ませた。
 それから、ぶっ飛び2本。ちょうど200本になった。
 2/200

75日目

 200本までにはNPコースを終了したかったけれど、 あっけなく通り過ぎてしまった。
 ついこの前までは、ぶっ飛びが楽しくてしょうがなかったのに。 リフトが無いと出来ない科目が残って、なかなか進まず滅入ってしまう。
 どんよりと垂れ込めた雲の下で4本。
 4/204

76日目

 昨日の予報では雨だったけど、今朝の天気予報では午後から晴れるとの事。 期待に胸を膨らませてスクールにやってきた。
 遠くの方に明るさは感じられるものの、頭上には厚い雲が垂れ込めている。 午後になってもちっとも晴れない。
 3時頃になってやっと雲の切れ目が少し見え、弱いリフト。 この僅かのチャンスをものにしなければ。久しぶりに総合科目成功。
 5/209

77日目

 今日も雨が降り出しそう。昼前にぶっ飛び1本。後はシャトル券稼ぎ。
 貪欲に飛ばないのは余裕なんかじゃ無い。サーマルが強ければオープンしない。 無ければ科目ができない。この矛盾の中で、悶々としながらひたすらチャンスを待つ。 これも、修行。
 パラグライダーの極意は待つ事と見つけたり。あ〜ぁ。
 1/210

78日目

 ついさっきまで日が出て浮きぎみだったのに、いざ飛ぶときにはぶっ飛び。
 日が出るのを待ったが、待ちきれずにぶっ飛び2本目。
 少しリフトが出たのを見てから急いで飛んだけど、少し遅くてぶっ飛び3本。
 3/213

79日目

 朝からサーマルが出てパイロットが上げていた。 今日こそ、そう思いながらNPコースがオープンするのを待った。
 オープンはしたものの、既にサーマルはほとんど無く、リッジで粘るのがやっと。 そして、ランディング直後に本日2回目のサーマルタイムが始まった。ワォーン。
 運か、機体か、腕が良いのか、3連続旋回に成功した人を羨むばかり。
 5/218

80日目

 今日も朝からサーマルタイム。パイロットは1000メートルもゲインしている。 パイロット日和で、午後になってもオープンしない。 しびれを切らして何人かが車を下ろしに行ってしまった。その直後にオープン。 さっきまで飛んでたパイロット達がみんな降りてからの寂しいテイクオフ。
 ややリフトを感じながらまっすぐ南へ飛び、A斜面の上で旋回を開始。 旋回しながらやや上昇。2回目の旋回もほとんど下がらずに回せた。 チャンス。そして3連続旋回。アプローチもばっちり、ランディングもどんぴしゃ。
「校長、コールしなかったけれど、3連続旋回、見ていてもらえました?」
「えっ、3回やったの? 2回は見てたけど。」
グワーン。それでもミーティングの後に科目成功の印を頂く事ができました。
 3/221

81日目

 ここの所毎週のようにパイロット日和、3連続旋回のチャンスでもあるはずだけれど、 なかなか回せない。1000メートル以上ゲインしている人を横目で見ながら、 6本もぶっ飛んでしまった。
 夕方からノービスパイロットコースの学科試験。
 6/227

82日目

 今日は午後から。2本ぶっ飛んでシャトルに徹した。
 夕方からパイロットコースの学科試験。
 旧チームB斜面のメンバーからパイロットコース入りする人がぼちぼち出始める。
 2/229

83日目

 今日も午後から。テイクオフに来たら、午前中に良い思いをしたNPコースの人がいるとか。 他のエリアでは珍しくないらしいが、ここではNPコースでゲインするのはなかなか難しい。 「世界が違う」との当人の言葉はリアルだ。いつかは私も。
 ランディングで同時進入を避けようとして1メートル程ショート。初のお茶畑入りとなってしまった。 良い思いをする人の影に、悲惨な人がいる。
 3/232

84日目

 リッジで少しねばるものの連続旋回はできない。なかなかチャンスに恵まれない。 残り2つのハンコに後どのくらいかかるだろうか。
 NPコースの検定を受けた2名がめでたく合格。 かつての「チームB斜面」のメンバーからもNPコース修了者がぞくぞくと出てきた。
 4/236

85日目

 天気が悪かったり、都合が悪かったりして、ここのところ暫く飛んでいない。 今日も強風で飛べそうもなかったけれど、体慣らしにグランドハンドリングの練習をした。
 変わり易い風の中、キャノピーの挙動を読み取りながら、ライザーとブレークコードをコントロールして、 風と戯れるのも楽しい。久しぶりに汗をかき、なかなか充実感もあった。
 サイドウインドでのテイクオフ練習をかねてA斜面から2本飛んだ。 A級コース以来のA斜面からのフライトもなかなか楽しかった。
 そう言えば今日は山沈からちょうど1年目だった。
 0/236

86日目

 朝スクールに着いたらNPコースの教習生がもう飛ぼうとしていた。 穏やかな空気、適度なアゲインストで、テイクオフしやすそうだった。 ここのところ悪天候が続いたので、とりあえずぶっ飛びでも満足だ。
 昼頃になり弱いリフトがでてきた。あまり期待もできないけれど、 シャトル輸送に徹する程でも無かった。結局7本もぶっ飛んでしまったけれど成果は無し。
 7/243

87日目

 雨模様の天気のはずが結構晴れ間が出てきた。でも、ほとんど何にも無い。ただ無為に4本飛んだ。
 始めた頃は飛べるだけで喜んで帰ってきたのに、このごろ贅沢になった。と言われるが、 ただチャンスを待つ身の苦しみは贅沢と呼べるようなものでは無い。むしろ苦行のようだ。
 4/247

88日目 250本にもなった

 記念するべき250本目を飛んだけれど喜びは無い。 天候に恵まれず科目が停滞している。そして本数だけを重ねている。 機体を代えた人達がどんどん進んでいくのを横目で見ながら、 そろそろ次の機体を考える時かなとも思う。
 3/250

89日目

 今日こそと思いながらスクールに着く。穏やかではあるが、すこしリフトがある。 チャンスかと思って旋回を始めるが2旋回で高度が下がってしまって3旋回を断念。 今度こそと思いながら本数を重ねたが結局3旋回はできず。
 テイクオフとランディングだけはベテランになりそうだけれど、 かえって雑になってきた感じもする。 毎フライト丁寧にコントロールするよう注意しよう。
 5/255

90日目

 穏やかなリフトの中、中級機や新しい初級機が3旋回している中、 よれよれ初級機に体重オーバーでは2旋回までしかできない。  もう少し高度差があればと思いながら今日もまたぶっ飛んだ。
 5/260

91日目

 荒れて1本も飛べないか、飛んでもぶっ飛びばかり。 来る日も来る日も教習科目が進まず滅入ってしまう。 機体を買い換えた人はどんどん進んでいく。そろそろあきらめて機体を買おうか。
 0/260

92日目

 この頃は、教習科目のクリアを半ばあきらめながら飛んでいる。 家では、機体データを集めて比較する事が多くなった。
 2/262

93日目

 本数だけ重ねても教習科目はちっとも進まない。 テイクオフとアプローチとランディングだけはベテランになってきた。
 4/266

94日目

 雪の影響も少なくなってきているが、部分的には未だ走り難い。 この雪が無くなる前にはNPコースを終了したいと思っているのだが。
 2/268

95日目

 春は強風の日が多い。
 1/269

96日目

 今日は曇り、霧も結構でている。二週間空いたからぶっ飛びでも飛んでおこう。
 あまり期待もせずに2本目をテイクオフ。ランディング上空で360度旋回。 ほとんど高度が下がらないまま3連続旋回。久しぶりに教習科目が進んだ。 リーチまでもう一息。機体を替えるのはもう少し待とう。
 4/273

97日目

 春先は風が荒れる。落ち付いたと思っても直ぐに変わる。 だからNPコースはなかなかオープンしない。 そして、やっとオープンした時は既にリフトは無い。
 2/275

98日目

 Pコースになった人、まだNPコースで頑張っている人、 みんな機体を買い換えている。彼らを見ていると新しい機体が欲しくなる。 そろそろ我慢の限界かな。
 3/278

99日目

 そして、今日もぶっ飛んだ。
 もう直ぐ300本になる。
 愚痴ばかりがでてくる毎日。
 2/280

100日目 体験から数えて100日目

 体験でパラを始めてから100日目。
 ランディング上空でリフトとシンクが入り混じって下ろし難い。 パイロットのアウトサイドが続出。私も50センチ程短くてお茶を蹴ってのランディング。 3袋目のお茶を買いました。いわゆるケツランは未だ一度も無い。
 次回は試乗会。そろそろ真剣に機体選定を考えよう。
 3/283

101日目 URRACO試乗

 教習生は高高度フライトは許可しませんと言われながらの試乗。 機体はトレッキング社のウラッコ。中級機だ。
 機体をセットしてラインチェック。ラインが少なくチェックしやすい。
 ゆっくり目にライズアップすると軽く上がってくる。少し重くなったところでじっと待つと、 機体が頭上に上がってきて強いテンションを感じる。 機体の挙動がライザーに素直に伝わり、背中の機体が見えるようだ。
 少しの横風を含め、3回程ライズアップ練習した後、B斜面からフライト練習。 ライズアップした後、沈み込むように加速すると、 今まで感じたことの無い強いテンションを感じながらスムーズにテイクオフ。
 4回程フライト練習した後、ディーラーの方の口添えと、落ち付いた天候のおかげで、 高高度フライトの許可を頂いた。
 エナ以外の機体で始めての高高度フライト。少し緊張したが、空中に飛び出したら直ぐに、 しっかりと体を支えられている感じと、コントロールと機体の動きが素直な事に感激。 エナよりも安定感がある感じだ。グライドパスを確認すればアプローチも難しくはなく、 指定地内にぴったりランディング。こんなぶっ飛び条件で滞空時間はエナの2倍を超えた。
 2本目は360度連続旋回を試した。高度ロスが少い。2回で中止したが、 高度ロスが少なく、3回も余裕で可能だった。
 こんな機体を経験したら、もう頑張るしかない。
 2/285

102日目 緊パラ、リパック

 トリムをフルに引いた状態にして飛んだ。 多少レスポンスが遅くなった感じがするが、ほとんど効果を感じない。 所詮エナではぶっ飛ぶしかないのだろうか。
 レスキューパラシュートのリパックのためハーネスを預けて帰宅した。
 2/287

103日目 NPコース、リーチ!

 悪天候との天気予報。午前中に期待してスクールに来た。 シャトルをやりながらテイクオフグランドに着くと、 タイミング良くNPコースがオープンになった。
 リパックを終えたハーネスのベルトの調節をしてからテイクオフ。
 左右にリフトを探しながら飛んでいると、林道を過ぎた所で比較的強めのリフトを感じた。 右旋回を始めるとリフトが無くなったが、旋回後半で再びリフト。 僅かなリフトを追いながら旋回を続け、高度を下げずに3旋回に成功。
 ふーーー、終わった。
 2/289

104日目 NPコース、クリア!

 検定のつもりでフライト、指定地中心にランディングしてクリア、と思ったら、 コールしないから見ていないと言われてがっくり。
 2本目はしっかりコールしてからフライト、同時進入のフライヤーがいたが、 距離を確認しながら指定地中心にランディング。今度は校長が寄ってきて、 「同時進入になって、やりにくかったでしょう。でも、うまいですね。」「ありがとうございます。」
 長かったNPコースをやっと終了した。
 2/291

105日目 パイロットコース初日

 パイロットコースの初日、機体性能との死闘が終わって、ほっとしてフライト。
 新しい機体も注文したし今日はのんびりフライト。
 2/293

106日目

 ここのところ天気が悪くて飛べない事が多い。
 購入予定の機体のディーラーの方とお話をして1日を過ごしました。
 (このディーラーだと思っていた方がエリアのオーナーである事を知ったのはパイロットになった後の事でした。)  0/293

107日目

 機体のディーラーの方から試乗機をお借りしてフライトしました。 やっぱり良い。浮きが良いのはもちろん、風の動きを良く感じ取れる。
 風の動きを感じ取れるということは敏感に挙動しているということでもあるけれど、 かえって安心感さえ感じられる。機体に乗せられているのでは無く、乗っているって感じ。
 3/296

108日目 今日からURRACO

 朝から悪天候。グランドハンドリングには良いかもしれないと思って来たけれど、 風が大きく息をしていて、方向も強さも一定しない。それでも、風の中で新しい機体を コントロールする練習にはなった。
 1日グランドハンドリングをやった後、午後5時近くから2本飛んだ。
 2/298


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109日目 300本を超えた

 比較的静かな天候の中、新しい機体に慣れる為にフライトを重ねた。
 強めのアゲインストからフォローぎみでのテイクオフ、東西からのアプローチとランディング、 少し強めのローリング等を試みて新しい機体の感覚を確かめた。
 6/304

110日目

 アクセルの調整をした。
 2/306

111日目

 アクセル調整も終わった。フライト姿勢を決めるハーネスの調整も終わった。 そして、このキャノピーは俺の翼になった。
 3/309

112日目 すり鉢の外に出た

 昼前に1本フライトした後、久しぶりに晴れ、昼頃は教習生はクローズになってしまったが、 夕方のアーベントで1時間近くフライトした。120メートルほどゲインした後、 一旦テイクオフ近くまで降りてきてしまったが、その後200メートルほどゲインして、 始めて「すりばち」の外に出る事ができました。
 2/311

113日目

 荒れ気味の天候の中、10分ほどソアリングしてテイクオフの前をフライト中、 ローターに右翼をつぶされ、急に右旋回してテイクオフ西側5メートルにトップラン。
 片翼をつぶされた時、回復させるより前に旋回を止める事の方が大切である事を痛感した。
 3/314

114日目

 片翼つぶしの練習をした。一応合格をしたものの、自分で納得がいくまでにはなっていない。 自分の技量でどこまでならつぶされても大丈夫なのかをしっかり把握しておきたいと思う。
 4/318

115日目

 強めの風の中、リッジソアリングでそれなりに楽しめたけれど、ランディング上空の低空域が 荒れ模様でキャノピーが揺さぶられて怖かった。激しくつぶされる事は無かったが、 ブレークコードをかなり押さえ気味にしても、継続してキャノピーが揺さぶられた。
 4/322


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116日目

 今日も荒れ気味で、一度は片翼をつぶされたけれど、前回のように継続してキャノピーを 揺さぶられる事はなく怖さはなかった。
 今日は納得のいく片翼つぶしができた。左右で繰り返し練習し、片翼のつぶれに素早く正しく 対応できるようにしたい。
 4/326

117日目 URRACOで30本を超えた

 新しい機体で30本飛びかなり慣れてきたとはいえ、 不安定な空気の中でも安定してフライトするのが課題だ。
 ややリフトのある天候の中、ほんの少しだけ楽んだ。
 2/328

118日目

 霧が晴れた後、安定した空気の中で両翼端折りによる降下。強く引きすぎるとAライザーが 引っ張られてAストールになる。注意。
 ついでにサイドアプローチも練習、まずまずの出来だった。
 4/332

119日目

 かなり不安定な風の中、安定してフライトできた。数日前とは全然違う。 キャノピーの挙動もカラビナの位置でしっかり感じ取れるようになった。
 2/334

120日目

 そこそこリフトのある中、そこそこ遊んだ。
 3/337

121日目

 霧の中をテイクオフ。テイクオフ直後、視界が零になった。 高度感覚が無くなり、直下に木があるような錯覚をする。 可能な限り直線飛行を維持するようにフライトしていたら、 右下にぼんやりとランディングでセットアップしている機体が見えた。 1分程に過ぎないが、視界が全く無いのは結構緊張する。
 4/341

122日目

 今日は調子が良いのか、サイドアプローチがばっちり。 高度感覚を誉められて気を良くした。
 4/345

123日目 350本になった

 ランディング直後からアーベント気味のサーマルタイムが始まった。 10人程が気持ちよさそうにソアリングしている。
 こういう時に限ってテイクオフへのシャトル便が無い。「今、良いですよ」と 声をかけられたけど、ランディングに居てどうすりゃいいっていうの?
 5/350


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124日目

 前回サーマルタイムに載れなかったショックの続きかアプローチが今一ぴったりこない。 納得できるオーバーヘッドアプローチは1回だけだった。
 5/355

125日目

 ランディング上空の上げ下げが大きく。最後の直線飛行中に上げられたり、 最終旋回直前にシンクにはまったり、なかなかぴったりこない。 夕方、落ち着いてからの1回だけが模範演技?並にできた。
 テイクオフ直後のツリーの回収に手伝いに行って二人が怪我をしてしまいました。 同じような事故を防ぐため事故報告を参照してください。
 5/360

126日目

 前回怪我をした二人も顔を出し一人はフライトもできる程回復していて一安心。本当に良かった。 それにしても、抜糸もしていないのにフライトするなんてなんてバイタリティがあるのだろう。
 その上今日は、足を捻挫しているという女性二人もフライトをしていました。おじさんとしては、 心配でしかたありません。怪我しないでね。
 3/363

127日目

 風が悪く午後3時過ぎまで教習生はオープンしなかった。3時過ぎになってパイロットコースの さらにアプローチの確実な人のみ限定オープン。個人毎に申告して許可を得てからフライト。 早目に帰らなければならない用があったので早速申告。許可を得てテイクオフした。 それなのにシンクにはまりあっという間にランディング。
 本日2本目はさらにひどいシンクにつかまりハーモニーを追い越し2分を切ってランディング。 そして帰らなければならない。なんてフラストレーションの溜まる日なんだ。
 2/365

128日目

 雲が多目ではあるが晴れ間もある。その割には穏やかで楽しめた。 とりあえず少しはゲインしたし、前回の事を考えたら上出来でしょう。
 教習課題の中休みに、のんびりフライトを楽しませてもらいました。
 5/370

129日目

 ラブ3からテイクオフできるようになった。もっと早くオープンしていれば、NPコースでのあの辛い日々は無かったはずでした。
 ラブ3からテイクオフして西の尾根にとりつきましたが10分足らずのフライトでした。それでも西の尾根に簡単に取り付けるのがすごい。
 4/374

130日目

 台風の後のぶっ飛び。フライト本数だけがどんどん増えていく。
 高度計に頼らず自分の高度感覚でフライトするように心がけているので、 アプローチだけは上手くなったと自分でも思う。
 5/379


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131日目

 ラブ2からテイクオフしてランディングした時、ラブ3からテイクオフした人達が、 ぼんやりとしたサーマルの中で15分程ソアリング。
 あー。ラブ3に行っていればと思っても後の祭。
 4/382

132日目

 フラットスピンで200メートル落下するのを目の当たりにした。
 深いバンクの360度旋回からフラットスピンに入っていく過程を目撃した。
 3/386

133日目

 20日ほどフライトできなかったので、ぶっ飛びでも楽しい。
 いきなり総合課目をやりました。東側からアプローチしました。
 総合課目も終わりました。後は300メートルの高度獲得をするだけ。
 3/389

134日目

 高度獲得とソアリングを残して他の科目は総て終了したので、 ソアリングコンディションにならないと楽しくないはず。
 ところが、ぶっ飛びが何時になく楽しい。6本も飛んでしまいました。
 6/395

135日目

 バンク角45度以上のローリングで、機体の挙動、ラインのテンション、 加速度を体に感じながら、コントロールできる範囲を確認した。
 カラビナの位置にテンションを感じながら、自分の体を常に機体の真下に 位置させるようにコントロールする練習をした。
 機体の大きな挙動のコントロールと、機体を微動だにさせないコントロールを マスターするように練習しよう。
 3/398


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136日目

 朝から天気が良かったので思わず受付をしてしましました。 しかし、安定した北風が吹いていてテイクオフができない。 久しぶりにフライト零本でした。
 そのかわり、ランディングで取材をしました。女性の教習生が多く。 なかなか有意義な取材ができました。
 0/398

137日目 400本を超えた

 今日は快晴。高度獲得のチャンス。
 先ずはラブ2からぶっ飛び1本。
 続いてラブ3からログハウス上空でちょこっとねばって1本。
 教習生がクローズになった頃からパイロット数人がトップアウト。 こんなチャンスに何故クローズなんだと思いながらじっと待った。 教習生がオープンした時にはサーマルタイムは終わっていました。
 ラブ3から西尾根でちょこっと粘って1本。
 今日のラストチャンスか。ラブ3からテイクオフ。これが思わぬフライトになった。
 フライトして直に西に向かうとリッジでややゲインした。 北側の尾根沿いに西に向かいながら高度を上げた。峠に入ると吹き抜けが強いので、 ラブ3から峠までの半ばで折り返した。何度か往復しながら高度を上げ、 鉄塔と同レベルまで上げた。
 峠に近付くと吹き抜けが強いので峠まで距離をとりながら、 また尾根の北側に行くとローターがあるので道路より北側には行かないようにしながら フライトした。
 高度を上げたところでランディングのある南に向かうと、 急速に高度が下がってしまう。それで再び尾根に近付き高度を上げる。 こんなことを何度か繰り返した。
 そして何度目かに南に向かった時、機体が前に進まないという事態に遭遇した。 アクセルを踏み切り、Aライザーを前に押し出したけど一進一退。 そして遂には徐々に後退を始めた。
 尾根の北側に入り高度を下げはじめた時、北に向かう事を心に決めた。 ローターと戦わなければならないことも覚悟した。そして、機体を旋回させた。
 バサッ、バサッ。機体が上から叩かれる。ローターのすさまじさは聞きしに勝る。 機体を維持するのがやっとで、空き地にランディングするどころの騒ぎじゃない。 ともかくローター空域を抜け出さなくては何もできない。 暴れる機体をなだめるのに悪戦苦闘しながら必死で峠から離れる。
 尾根を超えて500メートルぐらい過ぎるとローターが弱まり、 上げ直せる所を物色したが谷沿いに下降を続けていては何処にも行けそうに無かった。 そして、ランディングを決心した。
 もうローター空域を脱し、高度もあったので、安全にランディングできるところを 探しながら谷沿いに降りていった。空き地があっても電線に囲まれていては下ろせない。 道路や民家から離れている所ではランディングした後が大変。 かなり下りたところで、民家の裏に手頃な空き地を見つけてランディング。
 ランディングした後すぐに無線を入れたが遠くて届かない。 仕方ないのでヒッチハイクを乗り継ぎ白石峠の崩れた道路の北側まで来た。 崩れた道路を歩き始めたところでやっと無線が通じ、崩壊した道路の南側まで 迎えに来て頂き無事帰還しました。
Love7
 思いがけず3キロメートル程のミニミニクロカンでした。  大勢の皆さんにご迷惑をおかけしました。助けてくださった皆様、 本当にありがとうございました。
 この後、性懲りも無く本日のラストフライトをしました。
 そしてこの日、パイロットコースの教習科目を終了しました。
 5/403

138日目 パイロット検定合格

 今日も快晴。体験コース参加者を案内してきました。
 昼前にラブ2から1本。検定の練習でもしようかと思ってテイクオフしたら 思いがけずサーマルに当たり20分ほどのソアリングを楽しみました。
 その後、体験コースの練習の手伝いを暫くやって、体験の初フライトに立ち会いました。
 そして夕方、少し強めの西風の中パイロット検定を受けて合格しました。405本目でした。
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パイロット証を取得するまでの記録

期間2年6ケ月
 2年(エナ)
 6ケ月(ウラッコ)
教習日数138日
 106日(エナ)
 32日(ウラッコ)
高高度フライト405本
 293本(エナ)
 112本(ウラッコ)
練習斜面フライト101本
 98本(エナ)
 3本(ウラッコ)
アウトサイド
ツリーランディング(41日目)
1メートルショート(83日目)
0.5メートルショート(100日目)
トップランディング(113日目)
ミニミニクロカン(137日目)
【グ ラ フ】
【A級科目】
【B級科目】
【NP科目】
【P科目】