フライトして直に西に向かうとリッジでややゲインした。
北側の尾根沿いに西に向かいながら高度を上げた。峠に入ると吹き抜けが強いので、
ラブ3から峠までの半ばで折り返した。何度か往復しながら高度を上げ、
鉄塔と同レベルまで上げた。 峠に近付くと吹き抜けが強いので峠まで距離をとりながら、 また尾根の北側に行くとローターがあるので道路より北側には行かないようにしながら フライトした。 高度を上げたところでランディングのある南に向かうと、 急速に高度が下がってしまう。それで再び尾根に近付き高度を上げる。 こんなことを何度か繰り返した。 そして何度目かに南に向かった時、機体が前に進まないという事態に遭遇した。 アクセルを踏み切り、Aライザーを前に押し出したけど一進一退。 そして遂には徐々に後退を始めた。 尾根の北側に入り高度を下げはじめた時、北に向かう事を心に決めた。 ローターと戦わなければならないことも覚悟した。そして、機体を旋回させた。 バサッ、バサッ。機体が上から叩かれる。ローターのすさまじさは聞きしに勝る。 機体を維持するのがやっとで、空き地にランディングするどころの騒ぎじゃない。 ともかくローター空域を抜け出さなくては何もできない。 暴れる機体をなだめるのに悪戦苦闘しながら必死で峠から離れる。 尾根を超えて500メートルぐらい過ぎるとローターが弱まり、 上げ直せる所を物色したが谷沿いに下降を続けていては何処にも行けそうに無かった。 そして、ランディングを決心した。 もうローター空域を脱し、高度もあったので、安全にランディングできるところを 探しながら谷沿いに降りていった。空き地があっても電線に囲まれていては下ろせない。 道路や民家から離れている所ではランディングした後が大変。 かなり下りたところで、民家の裏に手頃な空き地を見つけてランディング。 ランディングした後すぐに無線を入れたが遠くて届かない。 仕方ないのでヒッチハイクを乗り継ぎ白石峠の崩れた道路の北側まで来た。 崩れた道路を歩き始めたところでやっと無線が通じ、崩壊した道路の南側まで 迎えに来て頂き無事帰還しました。 |
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期間 | 2年6ケ月 2年(エナ) 6ケ月(ウラッコ) |
教習日数 | 138日 106日(エナ) 32日(ウラッコ) |
高高度フライト | 405本 293本(エナ) 112本(ウラッコ) |
練習斜面フライト | 101本 98本(エナ) 3本(ウラッコ) |
アウトサイド |
ツリーランディング(41日目) 1メートルショート(83日目) 0.5メートルショート(100日目) トップランディング(113日目) ミニミニクロカン(137日目) |